今回は、その内の一つ由貴香織里の「天使禁猟区
アレクという名は、この漫画に出てくるごっつ強くて、ごっつ美人の有機天使アレクシエルから取りました。
そうです、ないものねだりです。
この話は、主人公の少年が「実の妹」への恋に苦しんでいるところに、邪鬼がやってきて、彼が天使アレクシエルの生まれ変わりであると伝えるところから始まります。禁断の愛を軸に天使や悪魔が入り乱れて…というお話です。
伏線が多いのでストーリーは結構楽しめると思います。戦闘シーンが多いので、少女漫画らしい絵柄なのに途中で「少年ジャンプ」の連載を読んでるような錯覚に陥ったことがあります。
転生ネタが気持ち悪いという人にはおすすめできませんが、天使や悪魔が好きな人は是非という作品です。
ただしパクリ疑惑アリ。元ネタ知らないですけど。でも既存の天使と悪魔の話を描けば自ずと話が似通ってくるのでは…と思いますけどね。
私は昔から天使だの悪魔だのに興味がありまして、その手の資料もそれなりに読んでいます。
その私から見て、作者の由貴香織里はかなり綿密に資料を調べたと思います。
私が読んだ本位は読んでるよこの人。バルザックが出たときは驚いたし。
天使ガブリエルをイスラム教の「ジブリール」にしたのはなかなかセンスが良いと思います。
とにかく、強くて美しいって純粋に憧れるんですよ。特に精神的な強さには。
ただ、アレクシエルは完璧超人(天使だけど)過ぎてファンの人気投票をしたら意外とランキングは低いような気がします。
とりあえず、これが名前の由来です。もう一つはまた後日。
「天使禁猟区」を完読した方へ