いろいろな面で私の期待を裏切らないゲームです。
以下ネタバレを含みますのでご注意下さい。
舞台は、1936年ヨーロッパの大西洋に囲まれた美しい島国のクーヘン王国にあるエリートを養成する全寮制の名門校、ローゼン・シュトルツ高等学園です。
クーヘン王国はドイツ語文化圏です。
「クーヘン王国」・・・すなわち「お菓子王国」!
ちなみに「ローゼン・シュトルツ」は「薔薇色の誇り」という意味で案外まともです。
この学校の制服は女子はお嬢様学校の制服といういでたちですが、
男子はどう見ても軍服です。かなりイカレてます。
さて、「恋愛シュミレーションゲーム」なので当然お目当ての談志、いや男子がいます。
こいつらです。
(注:リンク先は「耽美幻想マイネリーベ」のPS2移植版の「マイネリーベ 優美なる記憶」のサイトです)。
ほら、軍服でしょ。
日本刀持ってるヤツまでいやがります。
ステレオタイプに分類すると。
・王子様
・スポーツ馬鹿
・クールな知性派
・日本男児
・儚げな美少年
こいつらに加えて「えげれすのスパイ」が出てきます。
ゲームを進めて最初に出会うのスポーツ馬鹿、エド様です。
スポーツ馬鹿呼ばわりしてますが性格は5人の中で一番目か二番目にまともです。
次に出てくる、王子様、オルフェ様ですが、初登場でいきなり上級生と決闘しています。
しかも、
「(前略)この学園は己の力を誇示しようとする者が多いからな。こうやって先輩方に挑まれるのだよ。まあ、執務の合間のいい息抜きにはなる。(中略)
それに決闘を挑まれたおかげで秋空の下で咲く、一輪の麗しい白ユリとも出会えた
(後略)」
・・・こいつ殺しちゃってもいいですか?
第二次世界大戦が始まらんかという時に何やってんだよお前らは!
王子様がこんななので、クールな知性派、ちゅーより冷酷で人を人とも思わない傲岸不遜なルーイ様が比較的まともに感じてしまいました。
登場人物は男子だけではありません。
同じ学校に通う女友達もいます。ゲームの冒頭で出会うのは彼女達です。
セレブ系金髪のヴェルヘルミーネたん
ロリ系ピンク髪のマリーンたん
知性的ブルーの髪のオーガスタたん
・・・。
・・・。
・・・。
オーガスタたん(;´Д`)ハァハァ
オーガスタたんの画像をお見せできないのが残念です。
オーガスタたんに出会った途端、男どもはどうでもよくなりました。
そして私が思ったこと、
「百合モードはないの?!」
しかし、私がハアハアしてるオーガスタたんを含めて「おんなども」にこれから先、散々悩まされる事になるとは予想だにしなかったのであります。
つづく
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