私が数日間没頭することとなった、
「Cageling」です。
上記ゲームの大元のサイトは
SERIS-KO(管理人:せりりんこさん)
「Cageling」はこちらのサイトのコンテンツの一つです。
一見ありがちな、FLASHの脱出ゲームですが、「Cageling」は『神聖アウロラ王国史』/The Chronicles of Aoûrolaxというファンタジー物語の一部です。
ただ単に、謎を解いていくだけではなく、「物語」がゲームを通して語られていくというものです。
漫画や小説のかわりに「ゲーム」という形式で、ファンタジーを表現しています。
しかも、RPGやアドベンチャーのようにストーリーが進むのではなく、プレイヤーが、脱出するべき屋敷の中に隠された書物や手紙を読む事により、それらの資料から、想像して物語を自分で組み立てるというものです(わかりにくくってすみません)。
ですから、普通ならそれらの資料は要点をまとめてメモをとっておけばいいのですが、私は物語をきちんと組み立てたいがために、40以上のヒントを全部メモ帳に打ち込んで保存しました。
アホみたいですが、それだけの労力をつぎ込んでも悔いのない作品です。
しかも謎解きがとても難しいのです。
しかしその謎を解く手がかりが理不尽なものでなく、大変、理にかなっていて、納得がいくものなのです。
でも、難しい。
最初何したらいいかわかりませんでした。
攻略サイト見ないと絶対解けません。
プレイの際は以下のサイトを是非お薦めします。
Cageling攻略(管理人:雨宮さん)
ブログ:ハチラボのカテゴリー:ゲーム(ブログ主:minaさん)
こちらのサイトを二つ見比べてやれば、まずクリアできると思います。
以下ネタバレを含みますのでご注意下さい。
っていうかクリアしてないと全くついていけない気がします
ゲームを進めるのは攻略見てなんとかなりましたが、物語を組み立てるのは大変でした。
最初、ラヒア=北方だと思ってましたし。
ジュリアが出てきてやっとルシーヌ様が複数いるってわかりました。
ティリュアンとオレニア大公って面差しが似てるから、先祖と子孫なのかなんでしょうかね。
私のカリスのイメージはを永野護の「ファイブスター物語」のクリスティンでした。でもカリスの肖像画クリスと全然違う…。
ちなみに、ティリュアンはモンド・ホータス君(これも肖像画がでちゃった)、ジュリアはミス・マドラでした(こっちはまだ望みがあるぞ)。
オレニア大公は最初、レンブラントの肖像画のヒゲのおじさんのイメージがあってお会いしてびっくりいたしました。
ルシーヌは典型的なツンデレですよね。
聖龍王の前では文字通りデレデレ。
ジュリアだけは大公さまにデレデレ。
それにしても、「カリス、カリス」は強烈でした。
こんなヤツ聖龍王どころか普通の国王やってもいかんがな。
変態ぢゃないですか。
カリスがシャルルを「聖龍王の資格を失った」って言ったのは、妖精王の意向はカリスを北方に遣ることなのに、シャルルが反対したため、「妖精王の意思に反するものは代理人ではない」ってみなされたからですよね。
こういう形のファンタジーって斬新だと思ってひたすら感心しています。
みんなでああだこうだと想像逞しくさせて、次回作で「実はこうなんだよ〜ん」とか意表をついてくれそうな予感がするのも面白いです。
システム的にもあんなに綺麗なグラフィックなのに結構サクサク動いてそういう意味ではストレスを感じず素晴らしいと思いました。
あの屋敷は本当に美しいです。
最後におまけです。
自分なりに整理してみたんですけど。
エンディング分岐
キャラクター辞典
ユーフラニア年表
…のめりこみすぎだよ自分。
アレクはヘレナちゃんを応援しています。
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